25名の児童が三方小学校を巣立ちました。6年間を経てくる中で様々な体験を積み、特に高学年になってからはメキメキと頭角を現し、全校生のお手本となる行動をとってくれました。頼もしい6年生でした。担任の高橋先生お疲れさまでした!!
今週のはじめから今年度最後のあいさつ運動が始まり、階段の腰板に「あいさつの花」が満開となりました。「あいさつの出来る三方小学校の児童」を伝統にしていってほしいと願っています。
6校時は、今年度最終のクラブの時間でした。かんたんものづくりクラブは、ゆりかご米を使って全校児童のおにぎりを握ってくれました。ゆりかご米と6年生がつけた梅干しで、美味しいおにぎりが出来ました。
2年生が畑の大根を抜き、手分けして綺麗に水洗いをしました。10月末に植えた大根。2年生は「大根サラダ」と「トン汁」を計画しているようです。学校の山側の林道沿いに「獣害防止フェンス」を設置していただいた後はイノシシは見られなくなり、シカもほとんど見られなくなりました。しかし、サルはフェンスを乗り越えて来て、前庭のシイタケはすっぺりちぎられました。大根も危なくなって、抜くことになりました。
冬の間、掃除用のバケツにお湯を3分の1ほど入れて、それに水を足してぬるめて使っています。このバケツに水入れは児童会の美化委員会の児童が担当しています。ちょうど校長室横の廊下がバケツ置き場になっています。今日も「ハイ、ハイ」という掛け声が聞こえてきました。仕事をうまく分担して手際よくバケツを並べていきます。しかも、出入り口を避けて置き、どこのバケツか分かるように「ネームプレート」を見やすいように並べていきます。これは素敵な光景です。働きもんの一面を見ることが出来嬉しくなります。
今日は気温が上がり、給食後の昼休み子どもたちが外に飛び出しました。鬼ごっこのグループがいくつもできていました。遊びの中で力いっぱい走ったり、急に止まったり自然と瞬発力がつきます。また、いざこざが発生することで子どもたち同士で解決していく力もつきます。さあ、3学期もあとわずか。どの子ももう一回り大きくなって次の学年に進んで欲しいと思います。
三方小学校は毎週木曜日の朝、校区にお住まいの青池春恵さんと鈴木千恵さん、清水悠紀子さんの3名の方に本の読み聞かせをしていただいています。今朝は4年生と6年生に読み聞かせをしていただきました。シーンとした教室に読み聞かせの声だけが響き、児童の目とます。三方小学校に来ていただくのはこれで10年目になりました。貴重な時間を学校の児童のためにこんなにも長い年月来ていただいておりますこと感謝申し上げます。
どの学年もこの日に向け担任と児童が練習を重ね、演技に磨きをかけてきました。5年生は三方小学校最高学年に向かう準備の一環としてこの「6年生を送る会」を企画運営しました。常時150名くらいの保護者や祖父母の皆さまの応援を得ながら児童は精一杯の発表(演技)を行うことが出来ました。ありがとうございました。
今月の全校児童への話は「三方五湖の宝」と題して「オジロワシ」の話をしました。この冬、三方五湖では12月30日に確認されてから約2カ月越冬のために滞在しています。オジロワシはレッドデータブックでは絶滅の恐れのある種です。生態系の頂点に位置する大型のワシで、県内で毎年定期的に渡来するのは三方五湖だけといっても過言ではありません。こうした貴重な生物が生きていることは、三方に住む子どもたちも知って誇りに思ってほしいと考えています。
月末に行う「6年生を送る会」に向け、中心となって準備を進めてきた5年生が最後の追い込みに入りました。