舞鶴若狭自動車道(「若狭さとうみハイウェイ」)の三方五湖パーキングエリアで、5年生が収穫した「ゆりかご米」をお客さんにアピールしお求めいただく体験をさせていただきました。
この企画は、役場産業課三宅里美さんのお骨折りで中日本エクシス(株)金沢支社の御好意で実現したものです。
この日のために、ゆりかご米のパッケージ、ゆりかご米の解説板、お客さんへの紹介の仕方など担任高橋朝美と5年児童25名が準備を重ねてきました。
当日は、準備していた50袋があっという間に!産業課の課長さんが心配して来てくださいましたが、心配は必要ありませんでした。この日の早朝、役場勤務の中村辰也さん、青池和哉さん、千田茂さん、加藤章寿さんさんがテント建てに来てくださいました。また、元担任の香川昇先生も応援に駆けつけてくださいました。
ゆりかご米の収穫が終わり、いつもお世話になっている方々をお招きして感謝の気持ちを伝える集いを開催しました。
この集いは3部構成で、1部はオープニングセレモニーと1,2年生の発表の場です。
2部は、3,4,5,6年生が「総合的な学習の時間」で地域に出かけ学んだことを発表する場。
3部は、全校児童とお世話になった方々とが一緒になって「ゆりかご米」で作ったおにぎりを食べながらお話をする場です。(おにぎりの中には、6年生が向笠の河原猪一郎さんの梅畑でもがせていただいた「紅さし」を漬けて作った「梅干し」が入っています。おにぎりは5,6年生が握りました)
ゆりかご米は、松村光洋さんの御指導が中心となり、校区の方々、役場産業課、鳥浜漁協と学校の4者連携のもとで成り立っています。この日は、松村光洋さん、森下町長さん、小谷産業課課長さん、増井鳥浜漁協組合長さん、中西忠雄地域づくり協議会副会長さんが御多用の中御出席してくださいました。
三方小学校の裏山にあたる「雲母山(きらやま)」。この中腹にある花崗岩が露出し表面が風化した大きな岩=「巳のハゲ」があります。かなり以前には高学年が先生に引率されて「巳のハゲ」で滑って楽しんだと聞いていました。そんな折、6年担任島津教諭から「6年生が卒業までに校歌にある『きらやま』に登りたいって言っています。」と聞かされました。早速PTA会長の田辺寬之さんに相談したところ、「よし、やりましょう!」と返事をいただきました。PTA会長はじめ、小堀友廣議員や徳山竜一さん、上野義人さん、敦賀美方消防組合の若手消防士(吉田・久池・河合・山田・大野さんら)の皆さんが繁りすぎた木の枝伐採や下草刈りをしていただき今日の日を迎えました。今年度、「里研」の「里の学校」の指定をいただいていることから、福井市自然史博物館の吉澤康暢館長さんの現地での「三方断層」など地質学のお話も聞くことが出来ました。多くの皆様に感謝申し上げます。